トランクルームを利用するなら、限られたスペースを最大限有効に活用して、たくさん荷物を保管しておきたいですね。
トランクルームは広さによって収納できる荷物の量は当然変わりますし、収納方法によっても収納力は大きく変わることになります。
そこで、本ページではトランクルームの広さごとに入るものの量や、トランクルームの収納力を増やす方法を紹介したいと思います。
トランクルームの収納力
- 1畳のトランクルームにはダンボールが約80個入る
トランクルームを始めて借りる場合、実際に荷物どれぐら入るのかイメージがわきづらいと思います。
トランクルーム業者に問い合わせをすることでもわかりますが、広さごとに入る段ボールの量でいうと、大体1畳で80個くらいです。(段ボールは幅40センチ、奥行き30センチ、高さ30センチで計算)
広さ別に見ると、以下の数量の段ボールを収納できることになります。
広さ | 収納力(ダンボールの数) |
---|---|
0.5畳 | 約40個 |
0.7畳 | 約60個 |
1.0畳 | 約80個 |
1.5畳 | 約125個 |
2.0畳 | 約170個 |
2.5畳 | 約210個 |
3.0畳 | 約250個 |
トランクルームの業者によっても同じ広さで収納力が若干違いますので、上記はあくまで目安ではありますが、狭いサイズのトランクルームでも結構な数の収納ができることがわかります。
段ボール以外で収納した場合、1畳のスペースに収納できる荷物は冷蔵庫、電子レンジ、パソコン、テレビ、扇風機、掃除機、ひな人形、衣装ケース3ケース、プラス段ボールが10箱程度。
様々な荷物を預けても、これぐらいの荷物を収納することが可能です。
全て段ボールに収納したとすると、書籍では2,000冊、CD・DVDでは5,000枚程度を収納することができます。
かなりの収納力があることがわかりますね。
トランクルームの収納術
このようにトランクルームは結構な収納力がありますが、ものによっては収納がしづらいものや保管方法に気をつけるものがあります。
衣類・布団の場合
衣類や布団などは最も保管に気を使うものの一つです。
この2つは湿気が大敵ですので、カバーなどに入れてきちんと収納した上で、乾燥剤を入れて湿気対策をする必要があります。
衣類はカバー付きのハンガーラックや収納棚を使うと、服にシワがつかずに保管することができます。
収納力を上げたい場合は、きれいにたたんで衣装ケースなどに入れると良いですね。
布団は布団圧縮袋を使うとサイズが小さくなって収納スペースが大幅に広く取れます。
また圧縮することで、湿気を気にする必要がなくなります。
本やCDを収納する場合
小物を収納する場合は、棚を置いてその中に本やCD等を置いたり入れたりするのも良いです。
本やCDは特に湿気や温度を気にする必要はありませんが、収納スペースをきちんと確保するために、なるべく隙間なくびっちりとダンボールに収納してダンボールにはラベリングもしておきます。
家具家電を収納する場合
大きめの家具を収納する場合は、多少面倒ですが分解可能であれば分解してから収納すると、スペースを無駄にすることなくトランクルームで保管することができます。
他にも家電はなるべく買ったときの段ボールに入れるなどして、箱にしておくと荷物を上に重ねやすくなって収納の効率が上がります。
トランクルームの収納力を上げる方法
収納グッズを使う
トランクルームの収納力をさらに高めるには収納グッズを使うのも効果的です。
代表的なものキャスター付きのラックです。
トランクルームを利用する際、荷物を出し入れしやすいように、トランクルーム内に通路を作っている人も多いですが、キャスター付きのラックに荷物を全て置いて入れておくことで、大きい荷物を動かすことができ移動が簡単にできます。
そのためトランクルームのスペース全てに荷物を入れることができ、トランクルームの収納力が大幅に増えます。
収納する荷物を出しやすい状態にしておくことで、通路を作る必要がなくなり、より多くのスペースを収納に使うことができます。
収納棚を設置する
また細かいものを置いておく収納棚をトランクルームに置くのもオススメです。
無印良品などで使いやすいものが置いてますし、新しく買うのが嫌だったら家の中にある適当な棚をトランクルームに持っていって小物を置くスペースとして使います。
トランクルームを使っているうちに、こまごました物を置いていくと、割とかさばるようになってしまいます。
整理がされていないと収納力が落ちますので、そういったこまごました物を置いておく棚を最初のうちに用意しておくのが重要です。
棚があることで上に物を置くことができ、無駄な収納スペースがなくなります。
適切なトランクルームを借りて利用料を節約
このようにトランクルームを効率的に使うことで、1畳未満の物件であってもかなりの収納力を保つことができます。
荷物に対して適切なサイズのトランクルームを利用することで、利用料金を安く抑えることができるのでお得です。
引越しのタイミングであれば、多少狭い部屋を借りても荷物はトランクルームに預けて、お部屋を広く使うことが出来るので、家賃を抑えることにもつながります。
トランクルームを賢く利用して、普段の生活を広々としたスペースで快適に過ごすことができるといいですね。