街を歩いていて最近よく見かけるトランクルームやその広告。

都市部のマンションに住んでいたり、お子さんなど家族が増えるとどうしても家のスペースが手狭に感じますので、トランクルームに荷物を預けられたらよいなーと、トランクルームを見かけると私はそう思っていました。

ただ、トランクルームって何となく荷物を預ける場所ということは知っていても、実際どういうサービスなのかわからなかったので調べてまとめてみました。


トランクルームとは

トランクルームとは、自宅で置ききれなくなった荷物や転勤や出張、実家に帰る際などに一時的に保管が必要になった荷物を預けることができるサービスです。

最近ではバイクや趣味のものを預けておいて、セカンドハウス的に利用したりする人も増えてきています。

断捨離やミニマリストのようなシンプルなライフスタイルを好む人も増えてきて、自宅は最小限の荷物にして、荷物はトランクルームに入れておくという人もいますね。

トランクルームとは、利用者からすると「荷物を預けることができる場所」ということになり、実際にもそのようなサービスなのですが、サービス形態によっていくつか分類されます。

まずトランクルームとレンタル収納スペースに分かれます。


トランクルームとレンタル収納スペースの違い

これはトランクルームが倉庫業を営む業者が提供するサービスで、レンタル収納スペースとは非倉庫業の業者が提供するサービスという違いがあります。

サービス内容の違いは、「荷物を預かってもらう」か「場所を借りて自分で荷物を保管する」かという違いになります。


トランクルームは荷物を預ける場所

つまり、トランクルームは荷物を預けるサービスで、物品を一つ一つ業者に預けてそれを保管してもらうというイメージになります。

契約上も業者とは「預託契約」という物を預ける契約を結ぶことになります。

預かった荷物は当然業者が責任をもって保管してくれます。

自分にスペースが割り当てられるわけではありませんが、自宅では置ききれない荷物や一時的に預かって欲しい荷物がある場合には目的を果たすことができます。

契約時に確認が必要ですが、預けた荷物が破損したり汚染した場合には基本的には補償してもらうことができます。


レンタル収納スペースは場所を借りる

一方でレンタル収納スペースとは、こちらも文字通り「スペースを借りてそこに自分で荷物を保管する」サービスです。

わかりやすく言うと、「場所を借りる」だけです。

提供されるサービスとしては「スペースを借りるだけ」で、契約上も家を借りる時と同じような不動産賃貸借契約を結ぶことになります。

レンタルスペースとかトランクルームというと、こちらのサービスを思い浮かべる人の方が多いのではないでしょうか。私はこちらを想像していました。

実際にサービス名がトランクルームとなっていても、提供されるサービスはレンタル収納スペースで場所だけを貸すというケースも多いので、契約時にはきちんと確認をする必要があります。

一応、ルール上はレンタル収納スペース業者は、倉庫業ではなくお客さんから荷物を預かることはしないので、「責任をもってお預かりします」などの文言は使えないことになっています。


サービス内容は様々

レンタル収納スペースのサービスは業者によって幅広く、温度管理や湿度管理がきちんとされている業者もあれば、屋外スペースでその分価格が安いという業者もあります。

衣類や本など、湿気や温度が管理に影響するものを保管したい人は、事前にそれらの条件を確認しておく必要があります。

また24時間荷物の出し入れができたり、セキュリティ面もしっかりしている業者も増えてきています。(一部の業者はその分価格が高くなっています。)

さらに屋外型のレンタル収納スペースの業者では、バイク用の保管スペースを専用で設けている会社もあります。

まずは自分が預けたいものを明確にした後に、それをきちんと保管できるサービスを探し、その中で価格や信頼度なども比較して自分にあったトランクルームを探す必要があります。


まとめ

トランクルームとはどういったものかを見てきました。

色々と種類もあって利用者としては少し注意が必要ですね。

大きくは・・

トランクルームや屋内型のレンタル収納スペースを含めた「屋内型のトランクルーム」

屋外型のレンタル収納スペースや野外コンテナなどの「屋外型のトランクルーム」

バイク専門のバイクボックスサービスを提供している「バイク収納」

に分類することができます。

まずは自分がどのサービスを利用したいかを考えて、トランクルームを探すと良いですね。

こちらで探すことができます。
→HOME’Sトランクルーム