トランクルームは部屋に収納が足りない人がクローゼットや倉庫がわりに使うものですが、最近は車やバイク自転車等をいじって遊ぶための2階建ての物件や趣味の時間を楽しむためにトイレや洗面所までついている滞在型のトランクルームも増えてきています。
そんな快適性が増したことが原因してか、トランクルームに住むという人が一部ではいるようです。
トランクルームに住む人
以前はネットカフェ難民などが社会問題としてありましたが、そのような貧困層の方の中にはトランクルームで寝泊まりをしている人もいるそうです。
トランクルームは基本的にはセキュリティがちゃんとしていて掃除用に電気も通っています。
ある程度のスペースがあって、足を伸ばして寝ることができることから、人によってはトランクルームを快適で住めると感じる人もいるようで、住むことにチャレンジする人もいるようです。
トランクルームで寝食をする人が増えているのは、にわかに信じがたいですが、実際に一部の人はトランクルームに宿泊していたようです。
トランクルームに住むことのリスク
- 契約上のリスク
- 防災上のリスク
- 快適でない
- トランクルーム会社の警備が厳しくなっている
契約上のリスク
ただしこのようなトランクルームに寝泊まりする行為は契約上禁止されていますし、又は防災上も危険ですし、快適でもありませんし、そもそも今ではもうできるかどうかも怪しいので絶対にやってはいけません。
ほとんどのトランクルームを運営する会社はトランクルーム内で長時間滞在することを禁止しています。
禁止事項を破った場合には、契約違反で足体調もありますので絶対にやってはいけません。
快適でない
またトランクルームはあくまでも物を置くだけのスペースで、使われている建物にはトイレや水道などの生活をするための設備は基本ありません。トイレや風呂が付いていないため人が住める環境ではありません。
窓もついていないので、防災上もとても危険になります。
トランクルーム会社の警備が厳しくなっている
さらに快適になったとは言え、トランクルームは狭い2畳ほどの空間です。照明もほとんどなく暗い照明の中でずっと過ごさないといけません。内鍵もついていないので、外から開けられてチェックされても文句が言えず気も休まりません。
トランクルームに住んでいると郵便物も受け取れないので住所不定ということになります。
トランクルーム会社の警備が厳しくなっている
またトランクルームに長時間滞在する人が増えたことで業者によって警備が厳しくなっていますしそのような人を排除するノウハウも積み上がっています。
このようにトランクルームに住むことはリスクが多くあり、いくら低料金で寝泊まりできるスペースだとしてもトランクルームに住むのは現実的ではありません。
低料金で寝泊まりする方法
低料金で寝泊まりするスペースを確保するという意味では、ネットルームやレンタルオフィスを借りるという方が快適ですし、精神衛生上も良いでしょう。
ネットルームであれば、1日1,000円台で泊まることができますし、レンタルオフィスも月に3万円くらいから借りることができます。
料金面ではトランクルームよりも高くなりますが、上述したリスクを考えると、ネットルームやレンタルオフィス、マンガ喫茶等を利用するのが現実的と言えるでしょう。